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アイリス


春から初夏にかけて、鳥が翼を広げたようなのびやかな紫色の花を咲かせます。切花でよく見かけますが蕾に水をかけたり手で触れると咲かないことがあります。とても主張のあるインパクト十分な花で、古代エジプトではこの3枚の花びらを「信仰」「知恵」「勇気」の象徴とされていました。ヨーロッパでは古くから栽培が盛んで王家の紋章などにも登場しています。


毒草名  アイリス 、花菖蒲(はなしょうぶ)、イリス、Fleur-de-lis
学 名  Iris ensata THUNB. var. ensata
特 性  アヤメ科 アイリス属、元気で丈夫な宿根草
花 期  4〜6月
仲 間  ジャーマンアイリス、ダッチアイリス、アヤメ
毒部位  全草、根茎、樹液
成 分  イリジェニン(Irigenin)、イリジン(Ylidyne)、テクトリジン(Tectoridin)
症 状  皮膚炎、嘔吐、下痢、胃腸炎




主張の強い花姿は、庭飾りのアクセントとしても親しまれています。


 

庭から逃げ出したのでしょうか。時々野生化したものを見かけます。




園芸店で小さな鉢植えを見つけました。アイリスというと切り花のイメージがありますが、球根アイリスと根茎アイリスとがあり、改良も容易でかなり多くの種が栽培されています。花菖蒲(はなしょうぶ)と呼ばれますが、本当の菖蒲はサトイモ科の植物( ⇒深山毒草園:ショウブ )で、全く別のものです。




花の先を切って小さなガラス瓶に飾ってあります。上からみると特徴的な花ですね。ギリシャ神話では虹の女神「イリス」が虹から地上に下ってアイリスの花に姿を変えたとされています。花言葉は「使命」。イリスの使命は虹を駆抜け地上の人間に「死」を伝達することでありました・・・・。




花の開く前の姿。綺麗にたたんであるものです。花束で売られていました。




白花もあります。

-------- フサザキアイリス(Iris bucharica) --------

 





≪MEMO≫
・ジャーマン・アイリス (Iris germania)=ドイツアヤメ。
・ダッチ・アイリス (Iris hollandica)=オランダアヤメ。
・ハナショウブ/花菖蒲 (Iris ensata)=ノハナショウブの園芸種。
・ノハナショウブ/野花菖蒲 (Iris ensata)=ハナショウブの原種。
・カキツバタ/杜若 (Iris laevigata)
・アヤメ/文目 (Iris sanguinea)=一般的な「菖蒲(アヤメと読む)」はこれのこと。ちゃんと変換もする。
・菖蒲/ショウブ (Acorus calamus var. angustatus)=サトイモ科 ショウブ属
・花菖蒲4大産地:静岡、京都、愛知、茨城。
・かわづ花菖蒲園:静岡県賀茂郡河津町
・伊佐須美神社あやめ苑「あやめ祭り」:福島県大沼郡会津高田町。毎年6月頃。
・アイリスの郷「アイリス祭」:長野県小県郡青木村。毎年5月中旬から6月にかけて開催。
・埼玉県菖蒲町(しょうぶまち):町の花はさすがに「アヤメ」
:五十公野(いじみの)公園あやめ園「あやめまつり」:新潟県新発田市。毎年6月頃。
・アイリスブルー:■■■■■■■■
・ダイクス・メダル(THE DYKES MEMORIAL MEDAL):アメリカアイリス協会の行う品評会の名誉ある最高賞。
・アイリスの丘:群馬県安中市中後閑
・Fleur-de-lis
 


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